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#05〜#09(2巻)>>
物語/Story #01〜#04  単行本
1巻
収録
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#01「死の薬」
(『マンガ on ウェブ3号』掲載)



【あらすじ】
2074年東京。死後、遺体の脳から人間の精神だけを電子化し永続させる「エルソナ技術」が実用化され、人々は不老不死を現実のものにしていた。電子化された人々は、肉体を持たない電子人格「エルソナ」として、ネット上の仮想領域「ハーヴ」で永遠無償の楽園生活を約束された。しかし、彼らの中には、各々の理由から楽園生活を離れ、機械の身体を借りて現実界へ戻らねばならない者もいた。現実界へ戻った彼らを、人々は「帰俗者(きぞくしゃ)」と呼んだ。

現実世界では、失業率の悪化や自殺者の増加とともに、「エスコート」と呼ばれる安楽死薬が蔓延、人々は生身で生きる意味を見失い始めていた。「自分も早くエルソナになって、ハーヴで楽に暮らしたい・・・・・」そうした願望は、”エルソナシンドローム”と呼ばれた。

多摩北署の警察官である太剣(タツルギ)シンヤもまた、こうした世の中で、自らの生きる意味を見失いつつ生きる一人だった。「生きてることに意味なんてあんのかよ・・・」 一人の帰俗者を前に、タツルギは自問する。しかし、高校生の妹アキが、失恋を苦に突如エスコート自殺を図ろうとした時、タツルギの身体は無意識に妹の命を救うべく走り出していた。生きることに絶望した妹を、果たしてタツルギは救えるのか・・・・
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#02「復讐」
(『マンガ on ウェブ4号 sideB』掲載)



【あらすじ】
エスコートの存在こそが、妹の死の本当の原因だと考えたタツルギは、エスコートの元売りを突き止め暴くことで、妹の復讐を果たそうと心に誓う。警察を辞め、エスコートの売人に接触すべく、一人街を捜し歩くタツルギ。

そこに一人の男が声をかけてくる。その男についていくと、そこは河川敷のホームレス小屋だった。不意を突かれ、ホームレスたちに捉えられるタツルギだったが、彼らを欺き、うまく売人のボスとの面会に成功する。

そこで見た売人のボスとは・・・・

持ち前の格闘術で窮地を切り抜けるタツルギ。さらにそのボスがいかにして元売りからエスコートを仕入れているかを突き止める。

生きることが地獄である人々にとって、死こそが救いであり、エスコート売買は人助けなのだと主張する売人のボス。それに反発しつつ、エルソナ技術そのものにも疑問を感じ始めるタツルギ。

そしていよいよ、タツルギはエスコートの元売りとの接触を図る。
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#03「遭遇」
(『マンガ on ウェブ5号 sideB』掲載)



【あらすじ】
売人のボスである和尚から聞き出した情報を元に、エスコートの元売りに接触すべく、雑居ビルの屋上で待ち伏せするタツルギ。元売りの姿を見て生きて帰ったものはいない、お前も死ぬぞ、という和尚の忠告にも、彼は耳を貸さない。

しかし、そこに現れた元売りの使いは、彼の予想とは全く異なる相手だった。突然の不意を突かれ、窮地に陥るタツルギ。必死の抵抗を試みるが、敵の圧倒的な強さの前に、容赦なく死が迫る。

「ぶっ殺してやる!!」
死線にタツルギの咆哮がこだまする。果たして彼は生き残れるのか。

そして・・・・彼と敵の前に、もう1人「黒い謎の人物」が現れる。黒い人物は敵か味方か、果たして何者なのか・・・・
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#04「別れと出会い」
(『マンガ on ウェブ6号 sideB』掲載)



【あらすじ】
絶命したはずのタツルギシンヤの脳裏に、過去の記憶が蘇る。

シンヤが小学生の頃、父コウシは海外ボランティアで長期間家におらず、母シオリは一人で、仕事をしながら一人息子シンヤを育てていた。その母の様子が最近変だと気付いたシンヤは、父に電話で戻ってくるよう促す。だが父は取り合わない。やがてシンヤの心配は、最悪の形で的中する。

母は亡くなり、そのことが父子の間の深い心の溝となる。息子シンヤとの溝を埋めようと、父は再婚し、シンヤは継母の連れ子であるアキと出会う。幼いアキとの出会いに運命を感じたシンヤだったが・・・・

突如シンヤは意識を取り戻す。彼は生きていたのか?いったいどうして?

自身の状況に戸惑うシンヤの前に、謎の女性と男たちが現る。彼らは一体何者なのか?果たしてシンヤをどうしようというのか・・・・物語は新たな展開を迎える。
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